数式で表せば、a-b=c という量が常に保存されなければなりません。
角CABの角度に関係なく、恒等的にです。
もちろん、教科書で教える三角形の性質に、a-b=cという性質はありません。
a-b<cという性質が、教科書の記述する三角形の性質です。
ですが、鉛筆の動いた空間での軌跡は、私より常に c だけ多い、という現実は、教科書より優先します。
a から b を引いた長さが、c に一致しなければ、存在という論理に反します。
必ず、a-b=c、でなければなりません。
鉛筆がB点に達する途中における三角形は、三角形CABと相似形をしています。
ですから、たとえば、b/a=一定、c/a=一定、c/b=一定という関係が常に成り立ちます。
であれば、三角形CABは、性質として直角三角形でなければなりません。
太陽系という慣性系と、地球という慣性系が、直交しているためにです。
太陽系から記述すれば、a^2ーb^2=c^2であり、(a+b)(aーb)=c^2としてです。
aーb=c でした。
ですから、また、a+b=c としてです。